研究メンバー
田口 典子
シミュレーション医療教育
キーワード:シミュレーション教育、一次救命処置、スキルラボ、トリアージ
良質で安全な医療を提供できる医療従事者を養成するには、実際の臨床場面を想定し、体験して学ぶシミュレーション医療教育(注)が必須のものとなりつつあります。本学では、平成16年に特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)に採択されて以降、一次救命処置の実習を全学科の学生、全病院職員に対し、シミュレーターを利用して実施しています。更に、この実習を通して構築した指導方法を新しい実習方法として発表しました。「心肺蘇生に関心が持てるようになり、定期的に実習したい」という参加者の意見が多く、このような教育はさらに充実させる必要性があります。平成25年度より、学習者が希望する時にいつでも自己学習できるシステム「スキルラボ(通称:あいラボ)」の本格利用が始まりました。
(注)シミュレーション医療教育 実際の臨床現場、臨床場面を模擬的に再現した学習環境を使用して、学習者の模擬体験から医療者としても知識・技術・態度の統合をめざす教育。
キーワード:保健福祉介護従事者、体験型講習会
地域の保健福祉介護従事者に一般医療教育活動を実施することも本学の使命の一つです。その方法として、体験型の講習会を開催しています。参加者には「自分で実際に体験することができ、自分の職場に活用できるのでよかった」という感想が多く見られています。(平成20~22年度茨城県立医療大学地域貢献研究) キーワード:安全管理、患者安全
患者さんに安全な医療を提供することは、重要なことです。その安全管理学について、付属病院内で調査研究しています。
保健福祉介護関係従事者に対する一般医療教育
医療安全に関する教育研究